ウィルスバスター利用時におけるAnalysisServicesのCube処理遅延
今構築している環境ではCube処理用のサーバ1台、ユーザ参照用のサーバ2台で構成してます。
Cube処理を実施して、参照用のサーバからそのCubeを同期することにより参照用のCubeを更新する流れです。
ある日WindowsUpdateを実施したタイミングで、このCube処理が極端に遅くなったことがあったんですね。
2回ほど発生したんですが、今のところ原因としては以下のようでした。
- ウィルスバスター管理サーバとCube処理用サーバとの通信の疎通が取れなくなった。
- 参照用サーバのウィルスバスターリアルタイム検索の設定値が初期化されてしまっていた。
1に関しては、通信経路の不正により通信が断たれてしまった模様。
通信経路をstaticで固定する事で対応。
これによりリアルタイム検索の設定値が取得できずに全ファイル検索になった(?)。(そもそもUpdateしたからといって通信経路変わるものだろうか…。)
2はアップデートでも解消できなかったので、泣く泣くウィルスバスターそのものを再インストールする事に。
毎日設定値が初期化される為、これも都度全ファイル検索になった(?)。
いずれも上記対応で処理遅延は解消されました。
それにしてもウィルスバスターはイベントの度に何かしら発生してくれる子ですね…。